インタビュー

ー先生の音楽家としての経歴を教えてください。

　中学生の頃から楽器をやっていて、その頃からバンドや音楽活動に力を入れていました。20歳を迎えたころから、本格的に音楽で食べていきたいという思い強かったこともあり、バンドとしてはプロとして活動することができ、アルバムも4枚ほどリリースすることができました。現在、そのバンドは解散してしまいましたが、今はレコーディングやライブの演奏活動に参加しながらアーティスト活動を続けています。

ーEYSの講師になったきっかけは何ですか。

　音楽関係の友人がEYSで働いていて、誘ってもらったのがきっかけですね。最初は仕事に就いてしまうと、音楽活動に専念できる時間がなくなるんじゃないか、支障が出るんじゃないかという印象がありました。EYSでは、一般的な音楽教室と比べて講師もスケジュールを組みやすいという特徴があり、それなら音楽活動に専念しながら働けると思い、2年半前から講師として働き始めました。

ーEYSの音楽講師の働き方として印象的なことはありますか？

　講師がレッスン以外の様々な業務に携わる機会が多いことでしょうか。他の音楽教室ですと、一般的に体験レッスンを担当して、その後の契約までの対応は別の担当の方にバトンタッチすることが多いです。しかし、EYSでは講師が体験レッスンから、契約の説明、対応まで最後までを担う形をとります。そのため、体験レッスンの内容を通して、最後のクロージングまで一貫して対応するということが特徴的だと思っています。

ー講師が幅広く業務を対応することに何かメリットはあるのでしょうか。

　普通の音楽教室や音楽関係の仕事では、体験できない、身につけられないスキルを得られると思っています。例えば、生徒さんに説明したり、契約を書いて対応したり、生徒さんのリピート率を上げるために自分を売り込むなど、社会的にも通用するスキルアップにつながると思っています。もっと言えば、それはビジネス面で通用するという話に止まらず、音楽活動の中で自分をうまくプレゼンしたり、プロデュースしたり、今後の活動を支えるスキルと密に関わってくると思っています。そう考えると、EYSで講師として様々な範囲の業務を体験できることには、音楽家としてのメリットが多いのではないでしょうか。

ー鳥石先生はレッスンを行うなかで工夫されていることはありますか？

　生徒さんとのレッスン中は、基本的に怒らないようにするということを心がけています。音楽教室というと、「厳しく指導されるんじゃないか」と不安に思う生徒さんも少なくありません。生徒さんが楽しく音楽を学べるように、自分のスタンスとして大事にしています。

　生徒さんの中にも色んな要望があります。EYSでは決まったメソッドがなく、生徒一人ひとりの要望に合わせた「オーダーメイドカリキュラム」でレッスンを提供しています。生徒さんの中には、例えば「こんな曲弾きたい、こんなアーティストになりたい」という方もいれば、「特に要望がない、なんとなくでも良い」など、うまく定まっていない方もいらっしゃいます。さらに、中には「正しく演奏するためにあえて指摘してほしい」と思っていたりする方もいらっしゃるなど、生徒さんの悩みや要望、性格によって様々なパターンがあります。自分の経験則から悩みや要望のパターンを整理しながら、その人自身を見ていくことで、どんなレッスンを提供するのか毎回考えていますね。

ーEYSの報酬制度についてはどう考えていますか。

　そうしたEYSの働き方・制度については先ほどもお伝えした通り、良いものだと考えています。程よいプレッシャーがあるほうが良いレッスンをしようと心がけるものですし、何より実際に自分の頑張りが評価されて給料に反映されることが、大変いい制度だと思っています。EYSでは、体験レッスンからの入会率、生徒様の継続率など総合的な評価が加味されて、1レッスンあたりの報酬も変わってきます。このおかげで安定した収入を作れるチャンスができるだけでなく、音楽活動にもより専念できるので、この働き方が気に入っているんですよ。